苫米地本精読

日々是読書也。

叱りゼロで「自分からやる子」に育てる本 奥田健次 著

叱りゼロで「自分からやる子」に育てる本
奥田健次

叱りゼロで「自分からやる子」に育てる本

【感想】

 のっけから苫米地本じゃないという突込みは置いておいて、図書館で借りてるから手元に残せないという意味でちゃっちゃとレビューしてみます。

 

問題解決=行動を変える。

 著者の奥田健次さんは行動分析家として、子育ての現場でいくつものトラブルを解消している臨床心理士です。拝啓アスペルガー先生というマンガの試し読みで著者に興味を持ちました。 例えば不登校の子供が学校に行かなくなった理由は学校に行きたくない要素があるというよりも、家が学校よりも快適な環境が要因となるというような、目からウロコが零れ落ちるような切り口で子供の行動を変えていきます。

まさに鮮やかとしか言いようのない大岡裁きに胸がすっとするような思いでした。

今回は一読目ですが、気になったキーワードを書き残していきたいと思います。

チェックポイント以下引用を含みます。
「性格」を行動の特徴」と置き換えてみましょう。
 性格とか遺伝とかのせいにしないで、困った行動は変えていく工夫ができる。
運命論から逃れることで解放されるだけでなく、可能性ばかりが広がります。行動の特徴だからこそ、「じゃあどういう行動が身に付けばいいのか」という可能性のある方向に頭を使えるようになります。

「なんで」「どうして?」と聞かずに子供の行動を変えるには

 そもそもなんで?となるのは親の希望に沿わないから。子供はなんで?って聞かれても答えようがない。→具体案を提示することで行動を変えていく工夫・
「なんで?」は単なる文句の疑問形式。

提案・プレゼン(具体的な方法を示す。

否認(えーできない!となった場合)

さらに譲歩案を提案する。

その通り行動するようになるまで根気よく提案し続ける。

できない原因も突き止めて、解決していく

テレビが気になって勉強ができないなどは、録画して後で見せるなど。

・問題解決思考を教えていく。

すねぐせ→すねたら機会をロスするということを教える。喪失経験をさせる。
機嫌はとらない。(すね癖がつくから)1度だけ行かないのか聞いたうえで、やっぱり行くといえばつれて行く(もしくは許す)

子供自身がいった言葉の通り、機会を失う経験をさせる。
行動の結果で親からのメッセージを伝える。
親の行動を一貫させることで、自分の行動に対して責任を取らせる。
子育て期間中はスモールステップで少しづつ練習していけばイイのです。

親が腹をくくって一貫した態度を貫いていれば、必ず子供に伝わります。

・子供のやる気を引き出すちょっとした仕掛け

ご褒美は小分けにして連続してやる気を引き出す
その際に子供が本当に欲しがっているもの(今欲しがっているものを見極めておく)

まとめ
子供はできる限り、ほめる。頑張ってほめる。ほめられることで自尊心を育て、またやりたいと思わせるように全力で仕向けるというのが著者の言うところの自分からやる子に育てるためのキーワードです。

「子供の育つその先を見つめるビジョンを持ちましょう」

「親がいつも勉強しなさいとばかり言うのではなく、調べることや見つけることそれ自体が楽しくなるようにすれば「やりなさい」という必要はなくなる。

 

叱りゼロで「自分からやる子」に育てる本

叱りゼロで「自分からやる子」に育てる本

 

 

というわけで、子どもに差し上げる粗品ポケモンのノートでも買いに行こうと思います。(うちの子はシールとか欲しがってくれないのですが、ノートなら欲しがってくれるんじゃないかな?キャンパスノートのイーブイシリーズを小分けにプレゼントしてあげたらテンション上がって勉強してくれるかもしれません。